ワールドトリガー

今まで様々なバトル漫画を読んできたが、これほど集団戦を巧みに描く漫画には初めて出会った。またさらりと描かれる組織の在り方や指揮系統の重要性、集団で戦うことの意義はただのバトル漫画でない事を読者に痛感させる。普通、敵ひとりに対して複数で挑むのはどうしても複数側が弱く見える。しかしワールドトリガーの場合、それが正しい戦術なのだと読者は理解させられる。キャラクターの実力はそれぞれで、弱い者もいれば強い者もいる。しかし戦争においての最も大きな目標は「勝利」である。手持ちの駒でどのように勝つか。それがこの漫画の根幹にあり、だからこそバトル漫画にありがちなパワーインフレが発生していない。現在19巻まで発売していてもなお、強いキャラクターは強く、弱いキャラクターは弱い。それでも持って生まれた才能、センスだけで勝敗は決まらない。綿密に練られたストーリーとキャラクターたちの信念、作者の考える「戦い」は今までの漫画とは一線を画する。>>>>>ガリガリ娘拾ったら